マクロビオティックとは?

マクロビオティックとは
マクロビオティックとは、「宇宙の秩序」に則り、生きること。
わたしたちの生きる世界の森羅万象は、陰と陽というふたつのエネルギーから成り立っている。
この陰陽の法則を知り、生活のあらゆる場面で陰陽のバランスをとることで、宇宙の一部であるわたしたち人間も、健康に、幸せに、生きることができる、という生き方です。
創始者である桜沢如一(さくらざわゆきかず)は、明治時代の医師、石塚左玄(いしづかさげん)の食養法に、陰陽論、宇宙論までも盛り込み、マクロビオティックを世界中に広めました。
2つの世界大戦を経験する中で、世界平和を望み、その実現のカギとなるのは人をつくる「食」である。
と確信し、マクロビオティック的食事こそが、世界平和を実現する。と、世界へ赴き、普及に励みました。
マクロビティックは、
| マクロ(Macro) | 大きい、全体 |
| ビオ(Bio) | 生命、生活 |
| ティック(Tique) | 技術、方法 |
という3つの言葉から造語されていて、大きな視野でいのちをみる方法、などと訳されます。
マクロビオティックというと、食の部分がクローズアップされがちですが、
単に、「玄米や野菜といった、植物性のものを主にいただく健康食」=マクロビオティック、ではありません。
陰陽というものごとの見方を身に着け、宇宙の一部として生きる人間、そして己の在り方と向き合い、食をととのえ、精神を磨き、平和な世界をひとりひとりが意図し、実現してゆくこと。
マクロビオティックとは、「この地球上で人としてどう生きる?」
と、創始者の桜沢如一から投げかけられた、クラックス(桜沢先生からの問い)なのかもしれません。

